ハイパフォーマンスなチーム作り
InfoQでこんな記事があった
ハイパフォーマンスなチームを実現して維持するには
ベストプラクティスは、当然納得していて、
やっぱりそうするべきだ、とずっと思っている。
ただ、まぁ、なかなかうまく行かない現実もあるわけで、、、
上記記事の「アンチパターン」とされる項目を見て、ショックを受けた。
- 仕事のあらゆる要素が官僚機構における複数のプレイヤーによってチェックされる。
- 二流の仕事で十分である。
- 試行錯誤は非難される。
- 会社が階層化されていて、トップになるのに一生かかる。そして会社全体の指導的立場にデジタルの専門家がいない。
- オフィスは寒々としており、人間味がなく、まったく活気がない。
当然、良くないのは理解していたし、
どうにか改善できないものか、試行錯誤はしているものの、
やはり、アンチパターンと言われると、
ダメージがでかいねw
まぁ、そこは置いておいて、
やはり、私が思うのは、
ハイパフォーマンスなチーム、というより
私が思う「良いチーム」を作るには、
最低限必要な条件がいくつかある。
- 有能な人材を妥協せず集める(現在のスキルが弱くても伸びしろが多ければ良い)
- 全員をやる気にさせる環境を作る
- チームメンバーにある程度の権限を与える
- 目的、目標を全員で共有する
InfoQでも書かれているとおり、
「有能な人材をやる気にさせる」事ができていない、できない、会社が多いのだと思う。
(もちろん自社も含めて……悲しい現実)
ただ、これが一番難しいのも事実。
逆に言えば、これをクリアすれば良いだけなのかもしれない。
(だけ、は言い過ぎか)
ただ、もちろん、チームがうまく機能しているだけではダメだ。
ビジネスである以上、成果をあげなければならない。
そこで、記事にも書かれている5つの質問
「ハイパフォーマンスなチームのケイパビリティ (capability) とキャパシティ (capacity) に関する5つの質問」
が必要になってくる。
- ケイパビリティはあるが、キャパシティはあるか?
- キャパシティはあるが、ケイパビリティはあるか?
- キャパシティもケイパビリティもあるが、スループットはあるか?
- ケイパビリティもキャパシティもスループットもあるが、有効性はあるか?(目標と期待される成果に対して)
- ケイパビリティもキャパシティもスループットもあるが、効率はあるか?(すべきことがわかっていて、それをうまくやれているか)
ケイパビリティ : 能力、才能、素質、手腕
キャパシティ : 〔生産できる〕能力、〔最大の〕生産量
スループット : 処理量(処理した量、成果、と考えて良いのかな?)
この質問は内容もさることながら、
順番にも意味がある。
最初から最後の状態を求めなくとも、
1から順番に進んで行けばいいと思う。
FBMなどのプラクティスを取り入れているのなら、
FBM時にこの5つの質問を振り返って、
どこまでできているか分析するのも良いのかもしれない。
そんな事を考えている、
金曜日の夜。。。